バッテリーの寿命
昨夜遅く、突然の電話。時計を見ると夜中の2時。こんな時間に何事か。一瞬不安で、受話器をとる。相手は、外にいる四男だった。これから、一緒にいる友達宅に「お泊まり」に行きたいそうだ。親しい友達なので了解をする。でも、、まもなく始まる学校のこと、準備のことだけは忘れずに、、
夜中、暑いのでしばし長男の部屋のクーラーをつける。ここだけは、スイッチが独立しているので便利。部屋の主が不在で空いている時には時々利用。他はスイッチ一つで家中のクーラーが動き出すので不要な場所もあり不便なのだ。
まもなく自分の部屋に戻ってきた長男。久しぶりに、2人で話し出す。仕事で疲労気味の長男の顔。とにかく終らないと、日本行きの準備もできず。気分転換に2人で話し始めてまた長くなる。
時間を忘れている頃に、突然入口のドアを開ける音。こんな夜中に、いったい誰?入ってきたのは四男だ。さっきの電話はなんだったの?突然変更もよくあるこの国で、そうビックリすることもないけれど。着替えを取りに途中で家に立ち寄っただけらしい、、、。
四男が台所でゴソゴソしているうちに一人増え、外で待っていた友達が入ってきた。暑いので2人で冷たい水を飲んでいる。その後、また家を出て行った四男。すでに夜中の3時過ぎ。いったいこの若者達、この暑いのによくもまあ動く気力があるものだ。
今朝の目覚めが遅くなる。朝、台所でコーヒーを作っていると、突然開いた入口のドア。いつ出たのか、外から戻ってきたのは三男だ。夏休み前の大学入学資格試験の結果を確認しに出たそうだ。連日、確認すべく電話を入れるが応答なし。インターネットでも確認できず。
やむなく、直接学校へ出向いたそうだ。が、結果は得られず空戻り。そしてもう一人、自転車で外から帰宅した次男。母親不在時に、それぞれ自分の予定で動き出す習慣になっていた。それから空腹を満たすべく、あれこれ想いをめぐらす美味しい食べ物。何がある?。でも、この暑さ〜
おまけにまだエンジンのかからない車。バッテリーに問題があるらしいが、バッテリーをつなぐケーブルがあれば大丈夫なはず。でも、肝心なケーブルを持っている人はそういない。
とりあえず、近所の知人宅に電話を入れるが留守ばかり。車がないので不便な食材調達。とりあえずのエネルギー補給がいる。近くの店にある「シャワルマ(肉がたっぷり巻いてある)」を買いに出た次男と三男。どんなに暑くても、やはり肉を食べたがる若者達だ。1ヶ29シェケルで割高はやむを得ず。
四男不在で3人でシャワルマにかぶりつく。いつもの店の味とは違う今日の味。3人とも、味がイマイチ満足できずのものらしい。
その後、歯医者の予約で出た三男。来いというので行っては見るが、何の治療をしているのかよく解せないらしい。あわてて歯医者に電話。内訳を確認。黙っていると、とんでもない請求書が来ることがある。以前の治療した歯のカバー?を交換しているらしい。
それにしても、1本2000シェケルもするものを、何本も勝手にやられては大変だ。とりあえず、これ以上手を加えないでくれと了解を取る。母親が納得してから、必要な治療はその後にすることにした。
夕方近く、ようやく四男帰宅。友達宅で昼食にピッツアをご馳走になりお腹の方は満たされているそうだ。昨夜から、久しぶりの友達宅で「お泊り」したのは四男ともう一人の友達。3人で、朝方まで話し込み、寝たのは7時過ぎだったらしい。
昼頃目が覚め、お腹を満たしそれぞれ帰宅。その間、いっしょに「お泊り」した友達の母親から電話が入る。四男と一緒にいたのは知ってはいるが、その後の連絡がなく気に掛けているようだ。自宅の母親の不安をよそに、熟睡している息子は、鳴っている携帯電話に気がつかず。
何度も鳴らす息子の携帯電話。応答なしでますます不安は募る。携帯電話を持っているはずの我が家の四男。とりあえず、彼の電話番号を知らせたが、切った後に気がついた。四男も携帯電話は、自宅に忘れたままになっていた。ありゃ〜
そんな自宅の事情はツユ知らず、気分よく帰宅した四男。友達の母親が鳴らした息子の携帯電話。実はバッテリーが切れていたらしい。それに気がついた時には、すでに帰宅途中だったのだ。
事情を知れば、どうってことはない。でも、事実を確認できるまで、連絡を取れない母親の不安。この国にいると、なおさら膨らむのはよくわかる。
午後偶然に、長男宛にかかってきた電話。しばらく連絡がないので、気に掛けて電話をくれたらしい相手。仕事の忙しい事情を説明していた長男。その後に、ついでに話したらしい
車のバッテリーの件。そのまま会話が終るかと思いきや、その後まもなく我が家を訪ねてくれることになったらしい。
偶然電話をくれた電話の相手。何の期待も持たず話した長男。電話の胃宛が、車のことを熟知している方だった。夕方、仕事を終えてから、そのまま我が家の駆けつけてくれた。あきらめ気分で動きの鈍くなっていた我が家。突然の朗報に、突然体が動き出す。
何か訊ねると、アドバイスをくれる人はいる。でも、直接手を貸してくれる人はそういない。この国に来てから、それが普通になっている。何事も人をアテにすることも無くなっていた。
そんな時に、手を貸してくれる人のご好意が改めて身にしみる。気力も出ず、どうしたものか、、と困っていた矢先。ほんとに有り難い方だった。車のエンジンだけでなく、ついでにあれこれ点検をしてくれた。久しぶりに聞いたエンジンの音。でもそれも、、
どうもバッテリーの寿命もあるらしい、、との見解だった。
あれ〜
Posted by ka1003 at 23:11
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