2007年09月27日

キャンプの虜

昨夜遅く、シャワーから出てすっきりした次男。「ヨシ!」掛け声と共に、突然、家の中をバタバタあちこち動き出す。何を始めるかと思いきや、仲間とキャンプに行く準備。そういえば、そうだった。祭日で週末、軍隊から自宅に戻っている仲間達と行く予定だった。それも、すっかり忘れていた、、。
それにしても、準備は結構大変そう。4人の仲間と死海でテントを張るそうだ。2泊3日、それぞれの役割分担があるそうで、メモをチェックしながら準備する。台所で食べ物探し。冷凍庫にあるピタパン、ツナ缶、コーンの缶詰、ポテトチップスなど、、、。

それにしても、こんな時期に寒くはないの?
「設備の整っているホテルで、泊まるなんて面白いわけないじゃん!」

「旅は自然の野宿に限る。火を炊いて、ギターを弾きながら歌いながら過ごす。星の眺めも最高だし、、、」でもさあ〜

外で、テント張って誰もいないところで恐くないの?
「仲間のほとんどが軍隊の体験をしているので、何をやっても怖いものなし!」
へえ〜

そういえば、昨年も次男は何度かキャンプに行った。大きなテントを担いで、乏しいツナ缶やピタパンなどをバッグに入れて出かけていた。毎回時期をずらしては、その時々の自然を楽しみ、その虜になったらしい。

11月過ぎには、夜中の砂漠はかなり寒いそうだ。そんな時には、テントの天井を少しはがし、首だけ出して、満天の星空を眺めるそうだ。その美しさが、たまらない!
そう言っていた次男。

久しぶりに、仲間とテントを張る予定の次男。その準備をするにも嬉しそう。大きなバッグにテント。彼の使用しているのは友達から借りたテント。軍隊にいる間は、使う予定がないからと、ずっと借りてもいいとの許可がある。

夜12時過ぎ、準備を終えた。荷物を忘れないよう、出口のドアの前置いてある。
「おやすみなさい!」嬉しさが元気な声でよくわかる。

今朝6時、迎えの車が来る予定。果たして起きるかどうか、寝起きの悪い次男でも、こんな時には起き出してくる。目は真っ赤。ベッドの上で座り込み、外からの呼び出しの電話を待っている。でも、目はうつろ〜

結局、家を出たのは朝6時半。出かける後ろ姿を見送りながら、あんなに荷物はいるの〜。

ベッドに入ったのは朝方だ。午後、起き出してコンピューターの前。知人のメールが入っていた。体調を気にしてくれてありがたい。

何だか、頭も、心も、体も全部一緒にからになりそうな気分。コレではまずいと、外で気分転換。食べてはいないので、さすがにジョギングはきつい。足の向くまま、ウオーキングを1時間。汗びっしょりで、帰宅したとたんにベッドにバタン!

シャワーから出てから、居間のテーブルの上に目に入った美味しそうなもの。どうしたの、これ?ついさっき、メールの知人が、届けてくれたそうだ。

それまで、まるで食欲のなかったはずなのに、突然ものすごい空腹に。力はないが、食欲だけはわいてきた。、、、。まだ頭になかった我が家の夕食の準備。我が家ではめったに作らない和食のメニュー。

突然、降って沸いたような夕食に、三男、四男は大喜びだ。何を食べても、美味しいなんてものじゃない〜もう感動ものでした。

こんな時に、こんな心遣いができる人。思いがけない時に、人の心の温かさを十分味わいながら頂いた。子供達とも話した。

皆、元気な時には、何でもできる。でもそれが、いつもできるとは限らない。自分ができなくなった時、やってくれる誰かがいるのは有り難いこと。

それに感謝し、自分もいつか誰かに「お返し」できるよう心がけよう、、、と。


美味しい夕食の後、ふと三男が言う。

「そういえば、、、僕のギターが無くなっているけど、、、」

3人の目が思わず合った。皆が同じことを考えた。
誰がギターを持ち出したか、、、確信し、あきらめ顔だ。

今朝の次男の黒いカバーの大荷物。持ち出されたギターはあれだった〜

早朝で寝ぼけ眼の三男に、断りもなく無断で持ち出しをしたのか〜
自分だって寝ぼけ眼のはずだけど、ギターだけは忘れない次男であった。


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