やはり「日本人」
連日の快晴続きで、気分も晴れる。三男不在の家の中、気のせいかとても静かになった気がするが。連日、夜遅くまで忙しい日々だった三男。いつもいるべき人がいなくなると、家の中の雰囲気がずいぶん違う。自分で予定をたてて、自由に旅行に出るのとまた違う。今頃どこで何をしているのか、本人からの連絡もなし。昼過ぎに、ようやく電話が入ったが、、、
相手は、銀行からだった。家を離れる前に、三男が開設した自分の銀行口座の件だった。事務処理に漏れがあったようだ。コレだけは本人不在で対処はできず、いつ帰宅するのかもわからない。
こちらから銀行に電話ができないシステムなので、かかってきた電話を最大限に活用し、こちらの用件もついでに話す。同じ銀行に口座を持っている長男の残高が、理由もなく凍結されているようだ。先週も、同じ問題があり、長男が銀行に出向き本人確認で解決したはずだった。その後に届いた通知書に、、、
同じ問題で、入金したチェックが再度凍結していると言う。今日の電話の相手は、我が家を良く知る銀行員。長男の凍結問題の事情は知らず、ビックリしたが、、、
先日凍結解除の手続きを依頼した相手とまた違う。担当者が違うと、対処もまた変わるのも危ない話。とりあえず、本人が銀行に出向いたうえで対処する事で電話を切った。
毎度の事ながら、予期せぬ問題ばかりでため息が出る。本人の承諾なしで、どうしてこんなに同じ問題が続けて起こり得る。コレが銀行の仕事か、、と。怒ったところで、何の解決策にもならないが、、、。
問題が発覚したことで、早めに対処できることだけでも喜ぶべきか。違う受け止め方で、自分の気持ちを抑える努力と忍耐が、日常的に必要なのがストレスになる。
夕方、三男の友達の母親から電話が入る。同じ日に一緒に入隊した友達だ。ついさっき、息子が滞在場所を連絡してきたそうだ。別行動になった三男の所属先はわからないらしい。
三男と親しい友達の母親。入隊日は、父親だけが集合場所まで車で送り、三男も同乗させてもらった。電話をくれた友達の母親が、同じ境遇の母親として私を励ましてくれるけど、、、気持ちはますます複雑になる。でもその心遣いにいつもの温かさが感じられ嬉しかった。
心配だったら電話を入れてみたら、、とのアドバイス。いや、出先の事情もわからずに電話を入れるわけにはいかないでしょう。本人から連絡があるまでジッと待つことにする。
それから間もなく入った電話。軍隊にいるはずの次男の友達からだ。ほんとに久しぶりだが、今は自宅に戻り1週間の休暇。電話を終えた次男、笑いながらポツンと言った。
「偉くなると休みもとりやすくなるものだ。」
次男と同級生だったこの若者も、すでに2年の兵役期間で部下も増えているようだ。インテリでガッツのあるこの若者だが、電話の会話は優しい声で親しみがある。軍隊から自宅に戻るたびに次男に電話をくれる若者だ。
それにしても、夕方の日本からの国際電話。ついこの間、出発間際まで探していた郵便物をついに手にできないままイスラエルを出た知人の母親からだ。「娘がお世話になりました」
ストレス続きのこの国で、わざわざお礼の国際電話をくれるなんて。こちらが何を特別したわけではないが、些細なことを感謝の気持ちで受け止めてくれる人もいる。思いがけない心遣いに、こちらの方が恐縮する。
でもやはり「日本人!」
人の好意の受け止め方、心遣いが、ちょっと違う、、、と、連日のストレスが一挙に吹っ飛び、いやに感動した私。
夜、長男、次男と一緒に外に出た。久しぶりの気分転換をし帰宅する。
不在中に三男からの電話が入ったそうだが、、、。
Posted by ka1003 at 16:22
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